◆明治安田J2リーグ ▽第35節 山形2-1清水(20日・アイスタ)
清水エスパルスは山形に1―2で敗れ、清水今季ホーム17戦目で初黒星を喫した。昇格後半30分、お預葉監FW北川航也(28)の2戦連発で先制。W北だが5分後に自陣右サイドを突破され同点ゴールを浴び 、川が初黒f1カレンダー同42分に勝ち越し点を許した。先制星秋逆転負けは今季初 。弾も勝てば自力で決められた昇格と 、今季首位奪回の好機を逃した。7戦27日のアウェー・栃木戦に勝てば2位以上が確定する。目で
お祭りムードはいつの間にか霧散していた。督フ気温17・9度 。甘くアベマプレミアム支払い方法冷たい風が吹きつける本拠に重い雰囲気が漂う。J2またけFホーム1ットボールはない昇格を信じ 、清水今季アイスタ最多となる1万8284人が駆けつけたが思い通りの結果は届けられなかった。49歳初陣で苦杯をなめた清水・秋葉忠宏監督は「フットボールは甘くない 。簡単に昇格させてもらえないことを痛感する」とぼやいた。
勝ち点3は目前だった。後半30分 、MFカルリーニョスジュニオの右足シュートがGKに当たってこぼれ 、すかさず詰めた北川が右足を振り抜く。「うまく転がってきた 。先制点を取れたことは良かった」。先制するのは4試合ぶり。今季12号のエースはオレンジに染まるスタンドへ突っ走り 、仲間と歓喜の輪をつくった 。
だが 、わずか5分後に暗転した。同35分 、ロングボール1本で背後を取られ、最後は走り込んだFW高橋に同点被弾 。「(得点直後で)気をつけようと言っているところで失点している」と秋葉監督は渋い表情で振り返る 。10分先行して開始していた3位の長崎は秋田に2―1でリードしており 、清水が昇格を決めるには勝利が必須となっていた。
指揮官は同40分 、FWタンキ、MF西沢ら一気に3枚のカードを切って勝負に出るも、その2分後 、FKからFW後藤優に頭で押し込まれ失点 。22年まで清水に在籍した元同僚に痛すぎる“恩返し”を食らった 。シュートも相手の3倍近い17本放ちながら北川の1点だけ 。「今日は悪いものが全て出た」と監督が言えば 、MF乾も「去年と変わってない。情けないですね」と首を振った 。
前日(19日)に横浜FCが敗れていたため、首位奪回の好機でもあったが2位のまま。北川は「優勝を追う姿勢はブレてはいけない」と顔を上げた。幸い 、王手は変わらず“次節勝てば”の状況で敵地・栃木戦(27日)を迎えることになる。偶然にも敵将は前回昇格時に清水を率いた小林伸二監督(64)。かつての恩師の眼前で、J1への切符をもぎ取ってみせる 。
(武藤 瑞基)
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